中小企業様のホームページコンサルティングをさせていただいていると、
「永友さん、ホームページに『料金』をどのように載せるか迷いますね」
という声が多く聞かれます。
この場合、「そもそも料金を『ホームページに載せるべき』かどうか」と、「載せるとした場合、『どのような表記にすべき』か」という2種類のご質問に分かれます。
それぞれについて、私の考えをまとめます。
(1)そもそも料金を『ホームページに載せるべき』かどうか?
これについては「見ているお客様にどう感じてほしいか」に依ります。これについてはブログで書いていますので、宜しければご覧ください。
(2)載せるとした場合、『どのような表記にすべき』か?
よくある質問は、
「当社は見積ベースで仕事を請けています。ですので、『これ』という料金がお示しできないんです。こんなときはどうすればよいでしょうか?」
というものです。
この時のご提案としては、「利用事例ごとに、その時にかかった料金を示すのはどうですか?」と申し上げています。
例えば、この工事では、木製雨戸の交換と玄関ドア部分の工事、サンルーフの新調をしました。工期は●日で、金額は●●万円でした。のような感じです。
こうすることによって、
「ああ、だいたい我が家の工事は●●円くらいかな」「だいたい、工期は●●日間位かな」と、目途が立ちますね。
この「大まかで良いので目途を示す」というのは、お客様目線の内容・表現として極めて重要です。
見積ベースだからこそ、大まかでも良いので、目途を示してあげてください。おそらく他社は、その目途すら示していないと思います。お客様目線では、目途が示されているほうが親切で、頼みやすいですよね。
とても重要なポイントだと思います。